マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析法による中薬材のカビ汚染迅速識別

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摘要

N-アルキルピリジン同位体四級化反応(NAPIQ)とマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析法(MALDI-TOF MS)を組み合わせて中薬材のカビ汚染を迅速に識別した。クロロホルムを用いて中薬材中のステロールを抽出後、ピリジン、重水素化ピリジン、三フッ化メタンスルホネート無水物を誘導体試薬として用いて抽出ステロールの誘導体化反応を行い、質量分析応答を向上させ、MALDI-TOF MSを用いて検出した。本法を用いると、新鮮な薬材では植物ステロールであるシトステロールやカンペステロールのみ検出されたが、カビ汚染薬材では植物ステロールに加え、動物ステロールであるコレステロールや菌類ステロールであるエルゴステロールが検出された。薬典の微生物計数法と対比したところ、植物ステロールのみが検出された新鮮な薬材にはカビは検出されず、動物ステロール及び菌類ステロールの出現したカビ汚染薬材では微生物数が薬典規定の102 cfu/gを上回ったことから、本法が薬典基準に適合し、中薬材のカビ汚染の状況を迅速に評価できることを示した。

关键词

中薬材;カビ汚染;植物ステロール;動物ステロール;NAPIQ;マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析法(MALDI-TOF MS)

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